2007年6月23日土曜日

一休み、なひととき。

夏になって日差しがギラギラしています。(暑っ)
歩くときは日陰を探さないと、蒸発して消えてしまいそうです~。。
暑いの苦手な私としては、今からこれでは
8月あたりが思いやられます・・・(凹)

そんなスペインの日暮れはとても遅く、
だいたい午後10時にならないと暗くなってこない。
日が暮れたら、もう寝る時間です(笑)

最初のうちはその感覚になかなか慣れず、
そろそろ夕方5時になるかな~?」と感じると、実はもう8時か9時。
なんか損した気分ですよね。。
最近は外の景色に騙されないよう、
気をつけて時計を見るようにしています。。。

日中は晴れて暑くなるけれど、夕方日が傾くと涼しくなってきます。
それはちょうどシエスタが終わる頃で、皆さん外へ出てきます。
私も最近、夕方時間のあるときは散歩を日課とするようになって来ました。

夜(昼?)19時頃になると、どこのBarのテラス席も人がいっぱい。
こちらでもやっぱり暑い時は冷たいビールが人気。
他にも夏場は「Crala クララ」というビール×gaseosa(甘い炭酸水)
「Tinto de verano ティント・デ・ベラーノ」という赤ワイン× gaseosa
のような軽い飲み物が好まれます。

私は残念ながらアルコールに弱いので、、
たいていrefrescos(ソフトドリンク)を頼みますが、
最近お気に入りなのが「Mosto モスト」。


白ワインになる前の
葡萄のジュースで、甘さ控えめ。
こちらではあまり甘さ控えめのものに
出会わないので、
思わずハマってしまいました(笑)

コーラや他の冷たい飲み物は普通
レモンが添えられていますが、
Mostoだけはオレンジが添えられます。


オレンジの甘い香りが不思議と白葡萄のジュースにはピッタリ!
是非お試しあれ!と言いたいけれど、
このジュース、日本で売ってるのでしょうか。。

もうひとつ気に入っているのがCafé con hielo(アイスコーヒー)。
何故アイスコーヒー?と思われるかもしれませんが、
こちらでは日本とは違う出し方をします。

まずコーヒーはエスプレッソマシーンで作って熱いままカップで出し、
大き目のコップにたくさん氷を入れたものを添えてくれます。
熱いうちに砂糖を入れて甘味を調整し、氷の入ったコップにドッと流し込みます。
要するに自分でアイスコーヒーにするわけです。

このやり方だと、シロップなどの使い捨て容器のゴミは減るし
アイスコーヒーとして売るためのパッケージも必要なくなって
コスト削減+ものすごくエコだ~と感心してしまったのですが、どうでしょう??
しかも入れたてのコーヒーだから香りもよくて美味しいんですよね!
日本の喫茶店とかコーヒーショップでも
このやり方にすればいいのにな~と思ってしまいました。

日本ではほとんどアイスコーヒーなんて興味なかったのに、
なんだか急激にコーヒー党になりそうです(笑)

2007年6月21日木曜日

La vida nueva

この春、マドリッド近郊の小さな街、
旦那の故郷であるアルカラへ引っ越してきました。

古い歴史を持つアルカラ大学が中心となっている街、
そしてドン・キホーテを書いたセルバンテスの生まれた街でもあります。
スペインの各都市の一番大切な広場は普通
「Plaza mayor プラサ・マヨール」という名前がついているのですが、

アルカラでは「Plaza Cervantes プラサ・セルバンテス」といいます。

【Plaza cervantes】

アルカラは高層ビルがないので空が広く感じます。
なんだかすごい開放感!
その空には大群といっていいほどのツバメが飛んでいます。
日本でもツバメは珍しくないけれど、
ここのツバメさんの数は尋常じゃないかも?

他にも、コウノトリがたくさん住んでいることで有名です。
たいてい古い建物の屋根に住んでいて、
日中には優雅に空を舞っている姿が見られます。

静かだし、古い街並みに囲まれて、
トレドみたいに目立つ街じゃないけど、
住むにはとても良いところだと、かなり気に入っています。
ただし、首都に近いだけに物価がやや高めなのが難点。。。

移住して2ヶ月過ち、だいぶこちらのやり方にも慣れてきました。
スペイン人の日常はものすごくゆったりしていて
東京の忙しさとは全く違うなぁと感じています。
(ゆったりしすぎていてムカツク時もありますが、笑)

そんな日常でのいろいろな発見を
poco a poco、気ままに紹介していきたいと思います♪