2008年8月26日火曜日

羊飼いの唄
















今年の夏は慣れない仕事に追われ、夏休みもなく、
もともと暑さが苦手な私にはなかなか大変な夏でした。

別に夏休みがなくったっていいんだけど、
周り中がお休みモード全開で、お店は閉まっちゃうし、
1ヶ月近く休みを取って色々なところへ旅行するという話をあちこちで聞いたり、
家族中が海辺で楽しんでたりする中を仕事するのがツライかった!(笑)

そんなことを言いつつ、1ヶ月に1回ペースでいつものように
Villa Mayor へ心身を休めに行って来ました。

田舎の空気と静かな環境で、絶対に早く起きれない1日目。。。
本当は朝のさわやかな空気の中、散歩に出たいところなんだけど、
私たちが外へ出る頃にはもうどうやっても空気がぬるくなっちゃうんですよねぇ。

でもやっぱり田舎を散歩するのは楽しい!

今日はそんな散歩の途中で初めてスペインの羊飼いに出会いました!
という写真をご紹介。

ご一行は畑の中を歩いていたのですが、
そこを私がズカズカ入って行っていいのかな、、と
思いっきり日本人を発揮して躊躇する私。。(笑)
結局脇の道路から撮りましたが、かなり遠かったです・・。

見てないだろうと思いつつ、
写真を撮らせてくれて有難うの気持をこめて手を振ったら、
大きく手を振り返してくれました。ちょっとほんわか♪

スペインの羊飼いといえば、私は大好きな「アルケミスト」という本を思い出します。

羊飼いというと、雄大な大地を羊たちと一緒に延々と旅して・・
というふうにロマンチックに表現することもできますが、
実際のところは自然や天候にも負けず、野宿も何のその、
朝早くからたくさん歩いて羊に食べさせなければならないという
都会育ちのもやしっ子な私から見ると、とても大変なお仕事です。。。

2008年8月23日土曜日

晩夏の夜空
















お月様話題をもう1つ。

先週から温度がぐっと下がったスペイン。

今年の夏は暑くてグダグダになる日もあったけど、
比較的朝晩は温度が下がって何とかしのげる
子供の頃の記憶にある、温暖化前の夏のようでした。
ちゃんとしたクーラー設備のない我が家にはありがたい限り。。

スペインは春と秋がない、と現地では言われています。
冬が終ったと思うとググッと温度が上がってあっという間に夏になり、
夏が終ったかと思うと急激に温度が下がるのです。

8月も3週目に入ると、突然朝晩の温度の下がり方が変わって
さらに日中の時間が明らかに減って、秋の気配がしてきます。
そしてここ3が月ほどお目にかからなかった曇り空が現れて、
時には夕立になってくれることも。

そんな今週のある日、
鱗のような雲が織り成す不思議で美しい空に出会いました。

ちょうどお日様が沈みきって真っ暗になりかけの空に
お月様の光が映えて幻想的。

刻々と姿を変える雲と月光が織り成す美しい夜空。
デジカメで撮れるかな~と試していたら、旦那も参戦。
彼のカメラのほうが性能がいいので、よく撮れてました。
やっぱり夜の撮影は性能にものすごく差が出ますね。





















うまくいかない~、と2人で悪戦苦闘している間に雲が切れてきてしまいました。
2つ目の屋根つき写真は、去っていく鱗雲の端っこ。
両方の写真とも旦那の撮影。

最後に嬉しそうに見せに来て、「ブログに載せないの~?」だって。(笑)

ハイハイ、載せましょう!

2008年8月22日金曜日

Eclipce de luna
















お久しぶりの更新です。
先週の土曜日、スペインでは月食がありました。

ちょっと私のデジカメでは写りが悪いのですが、
それでも陰になっているところがわかりますね。

お義父さんから電話がかかってきて見始めたので
何時頃から始まったのかわかりませんが、
かなり長い時間月食してました。

お義父さんたちはバレンシアの海にいるので、ビーチから眺めたそうです。
なんかロマンチックだなぁ☆

私は旦那といつものように Villa Mayor で。

田舎は暗いので、星がとてもよく見えます。
星座がわかったらもっと楽しいだろうなぁと
実家においてある星座の本をいつも思い出します。

私がわかるのはせいぜいオリオンとかカシオペアとかさそり座とか
オーソドックスなものばかり。

東京にいた頃は空が見えなかったけど、
こちらに来てからはしょっちゅう窓から空を眺めて楽しんでいます。