2009年6月11日木曜日

田舎の空

田舎に行って一番嬉しいのは、空をものすごく広く見渡せること。

スペインは乾燥しているのがよいのか、青空がとっても青く、
雲の模様がよく映えて見えます。















こちらはビジャ・マヨールの大聖堂と雲。
黒いツブツブはぜんぶ燕です。















こちらはカルデレッタを食べに行った丘から見た空。
空ばっかり見て、足元見ないと危ないですけどね(笑)

畑ではもうすぐ、麦類の収穫です。

2009年6月9日火曜日

Virgen de Magaseda 2009

先週からグンと気温が下がって、昨日の朝はなんと12度!
どうりで夜は寒くて布団の奪い合い・・(笑)

その前の真夏日が続いた先々週末に、ビジャ・マヨールのお祭りにでかけました。
去年行かなかったので、2年ぶりです。















お祭りの本番は土曜日。
朝、マリア様の乗ったお御輿を
村の外にある教会から結構な距離を歩いて運んできて行われます。
確か7kmくらい離れてるんじゃなかったっけ。。

ねぼすけの私たちは、朝のお御輿道中には参加せず、
村中総出のお昼ご飯から参加しました。
花より団子ってヤツです(笑)

メニューは毎年決まっていて、
Caldereta de cordelo というご馳走が振舞われます。
日本語にすると、仔羊の煮込み、ですかね。

会場は、一番最初の写真のビルヘン・デ・マガセダの教会のある小高い丘。
炎天下の中、警察の人が出動するくらい人と車が集まりました。
お料理は丘の天辺で、このようにいくつものお鍋で薪を焚いて作ります。















ちゃんと村からは何軒かバルが出張営業に来ているし、
お料理が出来上がるまで、アペリティーボをつまみながら村の知り合いとおしゃべり。

金魚を売る屋台を見つけたときはなぜか興奮!(笑)
さすがに金魚すくいじゃなかったけど。

旦那とお鍋の様子を見に行くと、料理番のおじちゃんがドボドボと
豪快に仕上げのお酒をお鍋に足しているところでした。コニャック、かな?

まだ時間かかるだろうけど、そろそろ並びに行こうと義母が言うので
その場所へ行ってみたら、既に列が出来てました。

帽子とサングラスをしていても、やっぱり炎天下はキツイですね。。
交代で日陰に避難、その最中にできあがったらしいお鍋をパチリ。
薪の強い火で作ったカルデレッタは特別に美味しいはず。。















とうとう列が動き出しました。
紙のプレートに、お肉のお皿、パン、飲み物、バナナをもらえます。















今年は準備よく、小さな簡易テーブルと椅子を用意して、
ちゃんと日陰に場所取りもしておきました。
いっただっきま~す!

お肉ばかりのお料理なので、肉好きにはたまらないかもしれませんね。

温めたオイルに、ニンニクとパプリカを入れて炒め、
お肉を入れて表面を焼いたらトマトのすりおろしたものを加えて
ひと煮立ち、そのあとコニャックなどのお酒を加えてグツグツと煮るようです。
スペインの赤ワインによく合います♪

食事中、思わぬお客さんが登場。
1匹の蝶々。かなり地味な色でしたけど(笑)

私たちが陣取った辺りがこの蝶の縄張りだったらしく、
突然押し寄せた大量の人間に右往左往。



















最初はテーブルにいましたが、後に私の足にずっとくっついてました。
ゴメンね、平和な生活を乱して・・・。

ご飯の後、たくましい我が舅・姑は

「アイスクリーム、もちろん食べるでしょ?」

はい、しっかりいただきました。
さらにその後、「村に戻ってコーヒーしに行きましょ」というオチでした。

ありがとうございます。満腹でございます♪ (笑)

帰りがけ、車に乗ろうとしたとき何かが目に入った模様のおとうさん。
足先で穿り出したのは















ウサギの頭の骨。
自然の真っ只中にいると、こんなものも見つかるんですね。
あまりない体験だったので、新鮮でした。