2009年9月25日金曜日

Burgos 2

ブルゴスとレオンは
Camino de Santiago (カミーノ・デ・サンティアゴ)で有名ですが、
私達はそれをやりに来たのではなく、単なる観光なので、
どちらの街でも終始の~んびり市内をブラブラしました。

まずはオスタルから中心部へ行く途中にあった美術館に立ち寄りました。
昔は大きな教会だったようですが、屋根がなくなった部分は修復せず、
お庭にしていて、とても気持のいいところでした。


































その後前述の大聖堂見学をして、近くのテラスでお昼ご飯。
アラカルトでハモン・セラーノ、チーズ、
ブルゴスのモルシージャ(Morcilla)+α&ワインというメニューでした。















モルシージャの話、以前しましたっけ?
モルシージャは豚の血を調理してソーセージ状にしたもので、旦那の大好物。
スペイン人は豚の全身を食べますので、血もモルシージャにして食べます。

スペインのお肉屋さんによっては、
自家製モルシージャを作るための豚の血の塊をブロックにして売っています。


ブルゴスのモルシージャは
お米を使ってあるのが特徴だそうで、
輪切りにしたものが焼いて出てきました。

お米が香ばしく焼けていて、
美味しかったです。


私はレバーとかホルモン系が苦手で、
以前はモルシージャ食べられなかったんですが、さすがに慣れたんですかね。
近頃は美味しいと思うようになってしまいました(笑)

フォークで少しとってパンにつけて食べると最高です。

スペインに来て、どこかのバルに入ったときに
モルシージャのタパ(Tapa)があったら、試してみてくださいね。
タパスだと1切れか2切れ、小さいお皿に乗ってくるので試しやすいと思います。

お腹が落ち着いたら、午後はエネルギーを消費すべくお散歩。
川沿いをちょっと歩いて、
Monasterio de Santa Maria la Real de Las Huelgas
という修道院に行くことにしました。


川沿いは木がいっぱいで
気持よかったです。

















魚釣りしている人も発見。

スペインでよく食べられる
Trucha(トゥルチャ)という
鱒の一種が釣れるらしいです。













修道院へは道に迷って、2倍歩いて着きました。
途中警察の車を見つけて、「Policia Local だって。道聞こうよ~」と
道の反対側にいる旦那にスペイン語と日本語半々で言ったら、
車の中の警察の人達になぜかすご~く笑われました(笑)

で、やっと着きました修道院。















ここはガイドツアーのみなんですが、ギリギリ最終組に間に合って入れました。
古いカスティージャ王家のお墓があり、内部はとてもいい香りがしました。

2009年9月24日木曜日

Burgos (ブルゴス)

オフィスの皆の夏休みが終って、やっと私の番が回ってきました♪
久々の遠出を企て、Burgos(ブルゴス)とLeón(レオン)に行って来ました。

まずはブルゴス。
相当お金持ちな街、という印象で、どこへ行っても整備されてて綺麗。




















上は有名な大聖堂。真っ白な石で作られているのが印象的でした。
べっぴんさんな大聖堂ですね。

一番印象的だったのが、中に入って少し行くとガラスのドアで仕切って
入れてくれないチャペルがあるのですが、これがデコラティブでとてもカラフル。
他の真っ白な空間とはあまりにも別世界で、
一瞬なぜこんなものを作ったの?と思ってしまうくらいでした。

そのチャペルは別の入り口から入るようになっていて、
「NO TURISMO (観光お断り)」の表示。

でもいる人を見ると、どう見ても観光客ばかりに見えるので
翌日散歩のときにその入り口をさがして行ってみました。

やっぱり「NO TURISMO」の大きな表示があって、ドアも閉まっているし
入れないのかなぁと思ったら、入り口に座ってるジプシーのおばあちゃんが
「大丈夫、誰でも入れるから! 全然問題ないから!」というので、入ってみました。

ほんとだ。係員がいるでもなく、お金も取られず、入れた。。

前日は結婚式が何件も行われていたようでしたが、今日は静か。
地元のおじいさん・おばあさん達がお祈りに来て静かに座っているのみ。
私達もしばらく静かに座ってみました。

祭壇はゴールド、壁や天井は天使やらお花やらが色とりどりに彩色されていて
特にローズレッドが印象的なんですが、座ってみると意外に落ち着くのはなぜ?

写真禁止のため、様子をお見せできないのが残念ですが、
ブルゴスに行かれる方はこのチャペル、ご覧になってみてください。
もちろん写真禁止、静粛、ドレスコード尊守はお約束。
結婚式をしている場合も入れないと思います。

このチャペルの入り口は、大聖堂をぐるっと回ってみるとわかります。