2009年10月26日月曜日

日暮れが早くなって、秋です

去年受験したDELEのディプロマが、今頃届きました。



今年の初めごろは、合格通知は嘘だったのか?とか薄っすら思ったりしましたが、今ではほとんど存在を忘れてました。発行までに時間かかりすぎ(笑)

しかも中身がわからないからって郵便屋さん、グチャっと郵便受けに入れるな~!

苦労したんだから、この試験に合格するの。もう絶対、二度とやるもんかー(笑)

さてさて、週末にサマータイムが終わり、また日本との時差が8時間になりました。朝1時間遅くなったので、出勤時明るくなりましたけど、その分夕方暗いですね。仕事から出てきたら既に薄暗くなっていて、ますます秋を感じます。

食べ物も秋らしく、栗、胡桃、かぼちゃ、柘榴、きのこ、(無花果が終っちゃったのが残念)、雨が各地で降ったのでみずみずしい葉物野菜などが八百屋さんに並び、新米も出てきたし、柑橘類も美味しくなってきて、食欲の秋です♪

最近は週末に旦那と2人で料理をして、食事に困らないように1週間分まとめて作ったりして、健康的な食生活です。最近のお気に入りデザートは柘榴にワインと砂糖を加えたもの。近頃安いワインを仕入れたらこれが当たりで、せっせと柘榴をむいてはこのデザートを作って食べています。あぁ、美味しい♪ ただし、柘榴をむくと指が黒く染まるのが難点。。

この間収穫したオリーブはまだアク抜きのため水の中です。今日おとうさんに聞いたら、まだまだ苦いそうで、「試してみろ」と言われたんですが遠慮しておきました(笑)

もう少ししたら、味付けの行程を紹介できると思います。

2009年10月15日木曜日

オリーブ収穫その後

先日に引き続き週末、フィンカへ行ってオリーブの収穫をしてきました。

先週半ば夜に大雷雨になった日があって、実が全部落ちちゃったんじゃないかと皆で心配しましたが、落ちるどころか逆に水分補給になったようで、前回より太った実が取れました。これで合わせてバケツ2杯分のオリーブの収穫が出来ました。去年は虫食いにやられて食べられませんでしたけど、今年はほんとうに豊作です♪

さて、お次はこのオリーブちゃんたちに傷をつけて、灰汁を出す作業 です。この作業に欠かせないのは中心にオリーブを通過させる穴の開いた厚い木の板。穴の周りには十字型に刃が付いていて、そこをオリーブが通過すると表面に切込みが入れられるようになっています。結構な年代物の器具。


怪我をしないように、まずはオリーブをひとつ軽く刃に刺します。


そのオリーブを次のオリーブで押し込み、押し込まれたオリーブは作業完了、押し込むのに使ったオリーブは板の刃に刺さる、ということを繰り返します。




バケツ2杯分のオリーブをやり終えるのに、1日2~3時間やって2日かかりました。







バケツを良く洗って、傷をつけ終わったオリーブを戻し、水を加えてアク抜き開始。下の写真に写ってるオリーブを見ると大量にあるように見えるかもしれませんが、これでバケツ1杯分。クリスマスには家族10人プラス2人チビちゃんが加わって、多分あっという間に片付いてしまいます。。。



アク抜きの水は毎日換えなければいけないのだけど、それはおとうさんにお願いしてしまいました。うちでやってもいいのだけど、うちは日当たりが良くて暑いのです。おとうさんのキッチンのほうが大きいし、北向きで日が当たらないので涼しくて、環境的にはバッチリ。

下のは先に収穫した分のオリーブで、アク抜きを始めて1週間経ったもの。加えた水の表面が透明でないのは、実から油分が出たため。そろそろ水の換え時ですかね。



このまま、確か2週間から1ヶ月近くアク抜きするんじゃなかったかな? この作業をちゃんとやらないと、かなり渋いものが出来てしまいます。苦いの、美味しくないのよね~。。そういうのが好きな人もいるけれど。どうやってアク抜き完了がわかるのか、今度おとうさんにきいてみよう。

アク抜きが終ったら、色々なハーブを入れて味付け。楽しみだ♪

2009年10月7日水曜日

León 3 大聖堂のステンドグラス

現在レオンの大聖堂はステンドグラスの修復・掃除中。正面の入り口とは別のところからガイドツアーが出ていて大聖堂の上部へ上らせてくれて、間近でステンドグラスを見せてくれます。



入り口に着いてみたら、
ちょうどツアーは出発したばかり。












入場料だけ支払って、次のツアーが始まるまで30分近所のカフェにて休憩。結構豪華なパンフレットつき。しかも大聖堂内は厳しく写真撮影禁止なのに、なぜかこのガイドツアーは写真撮影解禁。







ステンドグラスは撮影が難しいですね。何とか撮れたものをお見せします。


 

現在、ステンドグラスの全てを順次はずしてラボにて専門家が洗浄し、終わったら、今までより約5cm内側にはめ、外側に防御のためのガラスをもう一枚つけるという作業の真っ最中。その行程もガイドさんが説明してくれたり、簡単なビデオを見せてくれたりしました。

下の写真は、まだステンドグラスの洗浄作業に取り掛かっていない窓。


こちらは洗浄が終わり、2重ガラス窓になってさらに金網状の防護が付いて、作業が完了した窓。
 


やっぱりキレイですね。

最後に旦那が「後どのくらいで全ての窓をやり終えるのですか?」と係の人に聞いたら 、今までどおり順調に銀行が資金調達してくれたら、2020年頃に終る予定ですって。う~ん、微妙ですね、スペイン経済大変なことになってますからねぇ。ま、時間がかかるのほど良しとされることもある国ですから。特に教会の建設は。

レオンに行ったら是非このステンドグラス見学ツアー行ってください。かなり高い位置から大聖堂のステンドグラスを眺められて、とても素敵です♪

2009年10月6日火曜日

León 2

レオン2日目、今回の旅行の最終日。

疲れがたまってきたのか旦那の寝起き悪し。私は出かけるとなると違うパワーモードに切り替わるみたいで、毎朝目覚ましなくても早く起きられちゃう(笑)

まずは着いたときから目をつけていたオスタルの近くのバルで朝ごはん。今回の旅行中、私のアンテナの調子はすこぶる良かったね。



オレンジジュースにカフェ・コン・レチェ、それと写真のようなパンか同じくらいのサイズのサンドイッチがついて3ユーロなり。安い!

私は写真のチョコ・ナポリタナ、旦那はロモのボカティージョを注文して、両方とも良かったです。





私達の泊まったオスタルとこのバルのある通りは、早朝からかなりたくさんのカミーノ・デ・サンティアゴ巡礼の方が歩いているのを見たので、巡礼の方は出発前にここで朝ご飯して出かけるといいかもしれませんね。バルはその名も「タベルナ カミーノ・デ・サンティアゴ」。

朝ごはんに満足し、さっそく行動開始。まずは気になっていたお向かいにある大きな公園へ。


前日オスタルに着いたとき窓を開けてみると、ちょうど向かいがこの公園の入り口でした。そしてまたちょうどそのとき、たまたま通りがかりの人(だと思う)が公園から出てきたら、その後を2羽の飾り羽のある大きな鶏が一緒にトコトコ歩いてきて・・・???という奇妙な光景を見たんです。

しかもトリさん達ちゃんとわかってて、入り口ぎりぎりまで来てUターン、公園の外には出ない。賢いではないか。。


公園の入り口を入るとすぐに発見、ニワトリさん達。結構な数が放し飼いにされてました。しかも皆、綺麗な飾り羽のあるタイプ。他にも水鳥が数種類。みんな人間 に慣れてて、近づいても逃げません。でも適度に距離はちゃんと置く。小さな子供は楽しいでしょうね、こんなトリさん達と遊べたら。

結構広い公園を一回り。奥のほうに行ったら、孔雀もいました。でもなぜか肝心の尾羽がなくて、ちょっとみすぼらしかったな。。池の周りでは、餌のレタスをもらうとニワトリ、水鳥、野鳥を交えて争奪戦(笑)

しばらくこの公園を散歩した後は、橋を渡ると公園のちょうど反対側にあるかつては修道院だったパラドールへ。

大きすぎてフレームに建物全部入りませんでした。。ちょうど写真に写っていない建物の右端にある入り口から教会に入れます。人がほとんどおらず、朝日が射して清清しく素晴らしい空間でした。

観光シーズンをはずすと素晴らしい空間に出会ったとき、自分達だけで満喫できるのがいいですね。とてもラッキーでした。左側の方へ行くとパラドールとつながる中庭も見学できますが、やっぱり朝日の差し込むこの教会の空間はピカイチでした。

次は本日本命の大聖堂のステンドグラス見学。

久しぶりのフィンカと名月

旅行記は一休み。

昨日は久しぶりにフィンカへ、恒例のオリーブの収穫に行きました。というか、私が行きたかったのでみんなを誘ったんですけどね。旦那、旦那の両親、後でお姉さん夫婦が子供を連れてきました。最近は少し暑さが戻ってきて、日中は半袖で汗ばむくらい。こういう日にフィンカに行くと最高に気持いいですね。

フィンカには4本オリーブの木があるのですが、今年はみんな豊作。でも豊作過ぎて、そのうちの3本は実がとっても小さくて、ちょっと食べられないかも、というサイズでした。

というわけで、まずはわりと太った実が付いた木から収穫。実は太っていても、色づきはイマイチ。仕事をしていると収穫日を選べないので、仕方ないですね。でも今年は去年のように虫がついてない! 下の写真はこの木からとった実。



次に小さい実のなっている木をもう一度見に行きました。確かに小さいけれど、こちらは色づきが完璧。結局食いしん坊な私達は、これも収穫しようという話でまとまり(笑)。こちらの赤いバケツのが小さい実のほう。上のとはサイズがだいぶ違いますが、色づきは断然いいですよね。




オリーブのほかにも林檎とイチジクもいただきました。イチジクはもう最後。実が熟してはじけて小鳥さんとムシさんの餌になっています。気をつけないと蜂が集団でお食事中だったりして危ない。。でも木で完熟したイチジクはやっぱり美味しい。



林檎は市販のに比べたらとっても小ぶりだけれど、味は抜群! 実もしっかり締まってて、かむとコリっといい音がします。焼き林檎にしても美味しいです。



楽しく時間が過ぎてみれば、もう夕暮れ。この日フィンカの夕暮れの景色も美しかったですが、この後アルカラ市内の空360度全体がさまざまなピンク色の夕焼け模様になり、それはそれは綺麗な空模様が見られました。フィンカでは夕暮れを見ていると、この写真にある林の前をキツネがトコトコと歩いていきました。キツネを見るのは長年フィンカに通っている我が家族も初めてのことだそうで、びっくりしていました。残念ながら遠すぎて、写真には撮れませんでした。

夜、うちへ帰ってご飯を食べた後、そういえば中秋の名月ではないかと気がつき窓を開けてみると、ちょうどまん前に大きなお月様がうす雲にも負けず、まん丸に輝いていました。



我がカメラの性能は夜景には向いておらず。。。

2009年10月4日日曜日

León (レオン)

3日目はレオンへ移動しました。またしてもバス移動だったんですが、いろいろなところをグルグル回りましてねぇ。。ものすごく時間がかかって到着しました。。

着いたらもうお昼の3時過ぎてて、ちょうどお昼ご飯時、道には人がいないし、なんて寂しい所だろう!というのが最初の感想になってしまいました(笑)

とりあえず荷物をオスタルに置いて、中心部まで出ました。お腹が空いていたので、適当に目に付いたレストランで食事を済ませてさっそくカテドラル(大聖堂)へ。

青空に映えて美しかったです、レオンのカテドラル。ブルゴスの真っ白な大聖堂も良かったけど、レオンのはまた違った味わい。中に入ると、窓という窓がステンドグラスで素敵!このステンドグラスの話は次回詳しく。

まずは市内中心部を歩こうということになって、カテドラルから移動してみると、行き当たったのが Real Colegiata de San Isidoro de León という教会。

旦那がここの美術館にどうしても入りたいというので、入ってみました。

美術館の最初のパートはPanteón Real。ロマネスク時代に描かれた、聖書の内容をつづった壁と天井の絵が有名な王家のお墓。この絵はスペインの学校の教科書にも出ているそうで、旦那は本物を見たかったそうです。

こ のパンテオンの奥には中庭と回廊、上にお宝美術館と古い書物がある図書館がありました。パンテオンのみガイドツアー、のはずだったんですが、一緒のグルー プだったおばちゃんの1人が移動するたびに係りの人に「ここも案内してくれないの?」とせがみ、係りの人も親切な人で、全行程案内つきで見学しました。さ すが世界共通おばちゃんパワー、言ってみるもんですね。

美術館見学の後は、教会へ入ってみました。地元の方がお祈りに来ていて、やっぱり信仰が息づいている教会はいいですね。すごく気分の良いところでした。

この教会を後にして、今度は城壁の周りを歩くことに。
城壁の丸い塔の間に出来ている空間に、時々家が建ってるんですが、なんとなく勝手に建てちゃったんじゃないの?という雰囲気(笑)


城壁をぐるっと回ってカテドラルへ戻ると、そろそろ小腹が空いてきた感じ。。夜はタパスに行こうと決めていたので、インフォメーションで教えてもらったプラサ・マヨール周辺へ移動。まだ時間的に早かったので、人ではまばら。さっそく目に付いたところに入って1杯注文。


一軒目のお勧めタパスになっていたトゥルチャのスープ。なんとなく「美味に違いない」というアンテナが働いて注文。大当たり~!居合わせた人の話を小耳にはさむと、週末は大混雑の
人気店だそうです。







次のバルで通常の半分くらいのサイズの小さい飲み物を頼めることに気づきました。タパスを売りにしている地域以外、通常このちっちゃい飲み物は頼めません。

この地域では小さい飲み物のことをCorto(コルト)と言うそうで、例えばビールだったらセルベサ・コルトと注文するみたい。人気はワイン、ビールにモスト。




さて3軒目では、旦那がかねがね食してみたいと言っていたCecina(セシーナ)を発見! この地域の特産品です。

セシーナは牛肉でハモンの親戚。だから見た目はハモンと一緒。牛肉だというところが珍しいそうです。味はカルパッチョみたいな感じ。あまり牛肉好きでない私には感動がありませんでしたが、お肉大好きな旦那は念願だったせいか嬉しそうに食べてました。

このバルのお肉系一覧はこちら↓

そろそろ酔っ払ってきたね~♪ というわけで、旦那のお腹を少し膨らませてオスタルへ戻ることに。翌日はカテドラルのステンドグラス見学です!

2009年10月2日金曜日

Burgos 4 お勧めのレストラン

オスタルでお勧めのお食事どころを聞いたときに教えてもらった
レストランの名前を覚えていたので、そこへお昼をしに出かけました。
プラサ・マヨールのすぐ近くにある「Casa Pancho (カサ・パンチョ)」。

中はレストランとバルと半々に分かれていて、バルは既にお客さんでいっぱい。
ちょっとお昼の時間にしては早めに行ったので
すぐにテーブルを用意してもらえました。

週末はMenu del Día (お得な定食)がないので、
アラカルトでスペイン風フルコースを注文。


旦那さんの1º platoは
Sopa Castillana
(ソパ・カスティジャーナ)

ニンニクが効いた
非常に美味しいスープ。



私はレストラン特製サラダ。

この上に乗っている
自家製らしいアンチョビが
風味といい塩味といい
絶品でした♪



お料理を待っている間、
我慢できなくなって
旦那が注文したモルシージャ。

どこで食べても
やっぱり美味しい。



2º platoは
2人とも同じものを注文。
Cordero Guisado
(仔羊の煮込み)

柔らか~く煮込んであるのでナイフ不要。
このソースをパンにつけて食べると
あぁ、まさに至福の瞬間。。




最後のデザート
チーズ好きの旦那さんは
Quezo de Burgos con miel

ブルゴス特産のフレッシュチーズに
蜂蜜をかけたもの。




私は自家製のFlan。
久々にものすごく美味しいプリンをいただきました。
大当たりですね♪

生クリームもちゃんとクリーミーでした。
ときどきスーパーとかで売ってるとても安い
スプレー生クリームを盛られることがあるんですが、
あれはカスカスで最悪。。邪道です。


というわけで、
いやはや満足満足、ご馳走さま!

出てくるもの全て大変に美味しく、
またレストランのテーブルから見えるバルの雰囲気もよかったので、
晩ご飯はここでタパスしよう、と言うことになりました。

しかしその前に、ご馳走で膨れあがった腹にタパスを入れる場所を作らねば。。。

午後は旦那のシエスタの懇願を却下し、採りすぎた栄養を消費すべく、
昨日とは反対側へ川沿いをひたすらウォーキング。。

川沿いは歩道とサイクリング道が整備され、木立の中を歩けるようになっていました。
こんなに木があるところは久しぶりなので、旦那ともども木と土の香りを満喫です。

しかしこの散歩道、どこまで行っても終わりがなく、、はて。。。
川が池のようになっているところに着いたとこでUターンしました。















ちなみにこの散歩道、市民の健康増進のための
ウォーキング及びサイクリング道であると市役所の手ではっきりと書いてあり、
週末であるせいもあってか、かなりの人出でした。
全行程を往復したら相当な運動量になるはずです。
こういう場所が近所に市民平等にあるなんて、なんて羨ましい。。

この日はちょっと天気もぐずついて肌寒く、
帰り道はちらちらと雨が降りました。それもまた良し。

さて、晩ご飯の時間になっても一向にお腹が減らない私達。
あれだけお昼をガッツリ食べれば当たり前か。。

でもここで食べておかないと、夜中の変な時間に
「お腹空いたヨォ~」と、旦那のやつが騒ぎ出すに決まっているので
もう少し市内をブラブラ。

そしてやっとのことでカサ・パンチョ入店。
そんなにしてまで行くこともないんですけどねぇ(笑)
食いしん坊魂炸裂です(爆)

バルのカウンターには色々なタパスが並んでいます。















いくつか試したんですけど、
一番美味しかったのが、この最後に食べたマッシュルーム。









大きなチャンピニオンのじくを抜いたところに
ベーコンを詰めて焼いてあります。

美味しいワインもいただいて、いい気分♪
最後にはすっかりお店の人と仲良くなって、帰りました。

タパスだけでなく、ここのワインもすごく美味しいです。
特に銘柄を指定しなくても、ブランコ(白)かティント(赤)かを指定して
何かお勧めある?ときくと、適当に選んでくれます。
1杯2€くらいでした。

ブルゴスへ行く方は是非、ここへ寄ってみてください。
きっと目もお腹も心も満足すること間違いなし!
メニューも写真つきだから、名前からお料理の察しがつかなくても大丈夫。

食いしん坊どもは大変に満足して帰りました♪

Casa Pancho
C/ San Lorenzo 13 y 15, Burgos.

2009年10月1日木曜日

Burgos 3 小さい秋

2日目の朝はプラサ・マヨールのCasinoというカフェで朝ごはん。
ここでも美味しいトーストとトルティージャをいただきました。

エネルギーを入れたら、城壁周辺を歩いて城跡へ。

城壁の外側はとても素敵な散歩道に整備されていました。
散策を始めてすぐに、栗の並木と遭遇。



















スペインの栗、知ってますか?
日本の栗とは様子がだいぶ違うんですよ。


なんだか一見、
南国のフルーツ
みたいじゃないですか?








これがときどき高~い木の上から落っこちてくるんですよ。
落ちたときの「カッツ~ン」という石畳に当たった音の痛そうなこと。
こんなものが当たってしまったら、かなり大変そうです。。。

それはさておき、殻を割るとこんなに立派な栗が出てきます。



















ただし、食べられるかどうかわかりませんけどね(笑)

小さい秋、見~つけた! という瞬間でした。

さて散策は続き、こんなところをブラブラと歩いて、






































城跡へと上る階段へ。













階段を上りきると城跡の入り口に到着。












ブルゴスは木が多くて空気に湿り気があって、呼吸がとても楽。
景色良く、緑あふれる散歩コースには事欠かず、最高です。
地区行政も市民の健康のための散歩コースを積極的に整備しているようで、
是非我がアルカラ市役所も見習っていただきたいところです。。

さて、城跡はほとんどなにもなく、お城の周りにあった壁が残るのみ。














一箇所、とんでもなく深い井戸(?)があるらしいのですが、
ガイドツアーのみだそうで、時間が合わず見学しませんでした。
入り口だけ発見して下のほうを見てみましたが、
高いところが得意でない旦那は、入り口を覗いただけで怖気をふるってました。。
見学しないことにして良かったね(笑)
私は高いところと煙~♪のクチなので、平気でしたが。。。

城跡の上から見たブルゴスの街の景色。
雲が多くて、ちょっと肌寒い日でした。


















城跡から降りて街に戻るときは別のルートを通って、大聖堂へ。

そして、お待かねのお昼ごはんです♪