2010年7月7日水曜日

祝スペイン、ワールドカップ決勝進出!

勝ちました~~~!!!



スペイン、とうとう悲願の決勝進出!
試合終了からこちらでは花火が上がり、車のクラクションが鳴りまくってお祭り騒ぎになっています。このところスペインスポーツ界、サッカーも含めて絶好調!

前回までドイツはめちゃくちゃ強かったし、それに比べてスペインの戦いぶりは微妙で、私の周りもスペイン人でさえ「決勝はドイツとオランダ」な~んていう人も多かったんですけど、蓋をあけてみれば、スペインチームはすごく上手に試合を進めて、ガンガン攻めまくりましたね。ドイツはちょっと調子がイマイチなスペインを舐なめてたのかもしれませんね。。

いや~それにしても、嬉しいなぁ。いつもものすごくよく仕事するけど、今日はプジョル、攻守にわたり大活躍! 最強ですね。

今日はビジャ、頑張ってたけど少し疲れてたかな? トーレスが先発しなかったのも良かった気がします。トーレスはまだ本調子になれないみたいだし、前回まで先発で出ていることに随分批判も出てましたねぇ。今日はトーレスが先発したら負けるって皆が言ってたんですけど、やっぱり先発からはずしましたね。

次戦は、日曜日の午後20時(スペイン時間)です。実は我がファミリー、スペイン人だけでなくオランダ人もいるんです。日曜日は皆で観戦します!

Tren de la Fresa (トレン・デ・ラ・フレサ)

苺電車に乗りたいと言ってから3年経ち、さすがに今年は黙っていたら、気がついたのか旦那さん、プレゼントしてくれました(笑) 6月の初旬の連休中、雨ばっかりだったことを考えれば、晴れに当たってよかった良かったんですけど、運悪く猛暑の日に当たりました。


Renfeの通常の駅からではなく、 Delicias にある古い電車などを展示している博物館 Museo del Ferrocarril のある専用の駅から出ます。


ホームはこんな感じ。SLでシュシュポポと行くんだと思っていたら、古いディーゼルで行くことが判明してちょっとがっかり。。。


車内は木の椅子で素敵だけど、すわり心地は結構悪い。旦那の両親は子供の頃この種の車両で旅行していたそうで、私達の話を聞くと懐かしそうにしてました。


さて、電車はアランフェスへ向かいます。車内では苺電車というだけに、中世の衣装を着た添乗員が持ってくる苺パックが頻繁に回ってきます。苺は結構しなびてて、もう少し気を使ってもらいたいなぁというのが正直な感想(笑) アランフェスは苺とアスパラガス/ホワイトアスパラガスが特産。


電車は1時間ほどでアランフェスへ。到着すると駅から市内中心部および宮殿方面へバスで連れて行ってくれます。私達が降りたところは川のほとり。


電車のチケットには宮殿のガイド付き見学料金が含まれていて、私達はラッキーなことに午後の見学が当たりました。これでクソ暑い時間帯は涼しい宮殿の中にいられます。その他様々な博物館の割引券などが付いてきますが、私達は午前中の涼しい時間帯、森のようにたくさん樹が生えている広大な公園を散歩することにしました。ちょうど花の時期に当たり、薔薇やジャスミン、柘榴が満開。特に菩提樹(リンデン)だと思われる樹の開花時期に当たり、そこらじゅうなんとも言えず甘~い香りが漂ってとろけそうでした♪


途中、持参したボカティージョをを食べて、市内へ。市役所の向かいにあるメルカードがまだ開いていたので、中を少し見学。八百屋さんのアスパラガスが光ってました。ホワイトアスパラガスでも買って帰ろうかと思ったんですが、生産地の市場でもけっこう高いんですねぇ。。。代わりに散歩中に見つけた小さなレストランで焼アスパラガスを一皿食べました。ん~美味♪


久しぶりに晴れたと思ったら、強烈な日差しと暑さにうんざり。帽子とサングラスを持って来てよかった。氷らせたペットボトルの水も大活躍。お腹が満足したら、日陰を探しに歩いて宮殿の森のようなお庭へ。


お庭はこの噴水の右ナナメ後ろに広がっています。アランフェス大好き。気候の良い時期に来ると本当に気持いいんですよ~。ただし、真夏と真冬は来るもんじゃないです。真夏は暑すぎてクラクラ、真冬は寒すぎて地面の冷たさに足の感覚が無くなるほどです。。。。。


宮殿内部は撮影禁止のため、外見のみ。前回来たときにはあまりの行列に内部見学は断念したのですが、今日は予約してあったからというのではなく、スルっと入れました。中は結構興味深かったです。古~いタペストリーが上手に管理されていたり、肖像画のところでは、現在のスペイン国王にそっくりの誰か別の人を発見して、ブルボン王朝の血の濃さにビックリしたり。衣装を展示しているところではソフィア王妃や王女、レティシア妃が身につけた本物のウェディングドレスを飾ってあったり、ソフィア王妃の公式ドレスをいつ着たのか写真で示しながら飾ってあって、興味深かったです。ソフィア王妃はおしゃれで有名だそうで、レティシアさんはソフィア王妃を見習ってドレスや公式行事の際の服装を決めているそうです。そういえば確かにソフィア王妃っていつも素敵にさりげなくキメキメ。今度からもう少し注目してみようと思います。

さて、帰り道。私達があてがわれた車両はなんと、エアコンが微妙で全然効かないという惨事。車両は強烈な夕日を浴びながらサウナ状態でマドリッドへ。。。

最後の最後で大変でしたけど、楽しかったです。切符の料金は26€。ちょっと高いですけど、古い電車の管理費をここから捻出しているそうなので、しょうがないですね。スペインの電車男の方々もたくさん来てましたよ!