2010年2月3日水曜日

Auditorio Nacional de Musica


先日、お友達に誘われてクラシックコンサートに出かけました。場所はマドリッドのAuditorio Nacional de Musica。初めて行くところです。そういえばクラシックコンサートに行くの、久しぶり。

Música y Naturalesaという題で、指揮者は中国人のTan Dun氏、ピアニストも同じく中国人のLang Lang氏で、スペイン国立オーケストラの演奏。曲目はどれもTan Dun氏のオリジナルで大変個性的で美しい曲ばかり。演奏法も使う楽器も独特でしたが、素晴らしかったです。前衛クラシックを聴いてあまりよいと思ったことがないのですが、作曲者がアジア人のせいか何か通じるものがあったのかなぁ、好きでした。そしてこの若いピアニスト氏がアンコールで弾いてくれたショパンが絶品、会場全員がトロケました~☆☆☆。もっと聴きたかったなぁ。

ところで私は全く知らなかったんですが、この中国人のお2人は大変有名な方々ではありませんか。名前のところにWikipediaのリンクを張ったので、興味のある人は見てみてくださいね。友人によれば、この2人の来西と公演はこれが最初で最後だろうとのこと。いいもの聴かせていただきました♪

会場のAuditorio Nacional de Musicaは、日曜日の公演を少し割り引いてくれます。今回私達は13€で聴きに行くことができました。 会場はサントリーホールみたいな感じ。やっぱり生の音はいいですね。

ただしスペイン人はクラシック音楽鑑賞のマナーが悪いので、その辺は理解したうえで行ったほうがいいです。 かなりうるさい。もしクラシックファンの人だったら、この視聴環境にはキレちゃうかも。私の場合は演奏が始まってもしゃべくってるばばぁが真後ろにいて、しかも何回もやるので、毎回睨みつけてしまいました~。このマナーの悪さは一緒に行った友人も嘆いていて、クラシックだけでなく、演劇でも何でもそうなんですって。

とにもかくにも、やっぱり生の音で聞くクラシックは格別。さっそく旦那は会場の年間公演表をもらってきてしげしげと眺め、「ほほぅ、これとこれとこれは来なくっちゃ。。。」とか何とか言っていたので、今年はここの公演に何回か行くことになりそうです(嬉♪)。こういう文化的な活動を低価格で見たり聴いたりできるのはありがたいことです☆

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