2007年9月1日土曜日

夏休み。

Valenciaから帰って、またいつものような1週間を頑張ったあと
待望の夏休みをいただきました。
とはいってもお金のかかる夏休みはできない、、、
と言うと兄夫婦から提案が。
「おかあさんの故郷に行くといいよ!」

その推薦のコメントときたら

「な~んにもない田舎で、
出かけるところといえばプールくらいしかないけど、 静かでのんびりできるよ~。
しかも近所の人が次々にやってきて 何かしら食べ物を置いていってくれるし、
すべてがビックリの安さで最高!
一度行ったら帰れなくなるよ~~。」

実際去年夏休みにそこへ行った兄夫婦は
海へ行く途中の休憩に寄ったら、そこの脱力生活が気に入ってしまい、
ずるずると2週間滞在して、結局海には行かなかったらしい(笑)
そんなに良いのなら♪ ということですんなり行き先が決定。

おかあさんの故郷は Villa Mayor de Santiago というところで
隣のCuenca県にあります。
アルカラからは車だと1時間ちょっとの距離ですが、
車も免許もない私たちは公共交通機関で。
マドリッドのアトーチャまで電車出て、そこからバスに揺られて2時間。
小さな村々を転々と停留しながら行くわりに
窓から見える風景はあまり面白くなく・・、寝てしまいました。。。

夕方5時頃到着。まだまだ昼間です(笑)
早速散歩に出かけたいところだけど、バスの揺れ方がひどかったせいで
家に到着してしばらくは気分の悪さが取れず、ソファーでグッタリ。
そこへ呼び鈴。
出てみるとご近所のAngustiasさんが大歓迎に来てくれていました。
「窓が開いてたから寄ってみたのよ!」

と、そのときにもらったトマト。
Angusutiasさん作。
この種類は真っ赤にならないけど、
味は見た目と違って濃くて甘い。
絶品でした♪





うわ~本当に食べ物が向こうからやって来たねぇー!
なんて感激していたら、ほかにも次々とやってきました(驚)
自家製チョリソにビスコッチョ、
Soplillo(ソプリージョ) というドーナツみたいなお菓子、などなど。
すっかりバス酔いもさめて、元気になってしまいました(笑)

これは朝ごはんにと
Juliaさんが作ってくれた
ビスコッチョ。
スペイン人の朝ごはんは
コーヒーとこんなものを
ちょこっとつまむ程度。
しかも朝ごはん食べるのは少数派。
はっきり言って不健康な民族です(笑)



こちらは
もらったチョリソで作った晩ご飯。
これがスペインの
典型的な晩御飯だそうで。。
旦那が嬉しそうに
鼻歌まじりで作ってくれました。


卵とポテトがつくので、なんだかイギリスのB&Bで出る「朝ごはん」みたい(笑)
とにかく美味しいんですが、高カロリーなことも間違いありません(泣)

日本でチョリソーというと辛いイメージがありますが、
こちらのチョリソーはパプリカで色づけされて赤いけど、辛くありません。
上の時のように焼いて食べるときは、皮をとって食べます。
卵はチョリソーを焼いた後の油を使って作るので、オレンジ色になっています。

しょっぱなからこんなでいいのか?!
いや本当にメタボリック街道、まっしぐらです(爆)

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