2009年2月14日土曜日

San Valentín

今日はバレンタインデーですね!
もちろんスペインでも「El día de amor」です。

チョコレートを愛する男性に贈るのは日本の文化(?)ですが、
スペインでは男性が女性へ花を贈るようです。

この時期はお花屋さんに真っ赤なバラがたくさん並びます。
昨日も大きなバラの花束を抱えた女性に道ですれ違いました。

というわけで今日の朝、私にも花束が届きました♪
















バラではなく、大きなユリの花束でした。
あからさまな赤いバラの花束には、ちょっと抵抗があるらしいです(笑)

私はお花が大好きなので、どんな花束でもウェルカム!

スペインでは日本のように気軽に切花を買えるところがなく、
花の種類が少ない上に高いという、花好きには大変残念な国です。

なので、旦那さんはこういう日に奮発してくれます♪

ところで、こちらのお花屋さんではちょっと驚くことがあります。
切花を買うとき、切り口に水を含ませたものをあてがってくれません。
ただでさえ空気が乾燥してるっていうのに、切りっぱなしで渡されます。
これ、日本人の私にはビックリなやり方。。

バレンタインデーのような、たくさんの人がお花を注文する日は
当然どこのお花屋さんも前日から花束を用意しますが、
こういう場合も作ってほっぽかれている模様。。。

というわけで前日からカラカラ状態のかわいそうなお花たちを
水を張った花瓶に入れてやってしばらくすると、ふっとゆるんでホッとした表情に。

さて、今度は切花を生けた後の扱いのお話。
これも、スペインではちょっと違う感覚をお持ちの模様。。

例えば、バラの花束を生けて
数日ごとに水を換えるのはもちろんするみたいなのですが、
水を換える際に切り口を新しくしてあげることはなく、
花がしおれようとみすぼらしくなろうと、かなり長いこと飾るのです。

あるときお義母さん宅のサロンに、立派なバラの花束をもらったと生けてありました。
まだもらったばかりで、それはそれはゴージャスな様子だったんですが、
かなり経ってから訪ねて行ったときにも全く同じ状態で生けてあり、
花はどう見ても終わりを迎えてみすぼらしくなっていました。
(あえて言うと、ドライフラワーにしようとして失敗したかのような様でした)

それでも捨てずに飾ってあるのです。

いったいどの時点で捨てるのがこちらの常識なのかはわかりませんが、
日本では絶対にお見かけしない有様で、びっくりしました。

他の家でも同様の状態で飾ってあるのを見たことがあり、
これがスペインの常識なのかもしれない・・と思った覚えがあります。
ま、そう判断できるほどの数を見てはいませんが。。。

こういうちょっとしたところにも文化の違いが見られて面白いですね。

というわけで、今日はサン・バレンティン。

バカバカしい値段はいただけませんが、
日本にいた頃は毎年伊勢丹のチョコレートフェアに行くのが楽しみでした。

私は結構チョコラティーナです。

誰にあげた・もらったではなく、
日本では世界中の素晴らしいチョコレートを楽しめるのは羨ましいなぁ。。

私たちは今日の朝、日本から届いた
母のチョコレートケーキでバレンタインデーをお祝いしました♪
















ママ、ありがとう!

0 件のコメント: