2009年11月19日木曜日

日本食で大失敗。。



先日、旦那がマドリッドでラーメン食べられるところがあるらしいから行ってみよう、と言うので物見遊山に行ってきました。

場所はすぐに見つかり、さっそく入店。入り口には初老の板前姿の日本人男性、が、、、その他大勢いる調理人やウェイターは全て中国人。。うーん、いやな予感、と言ったのは私だけでなく旦那も。やっぱり日本食のレストランならば、日本人メインでいてほしいなぁ。。

入ってみると、お客の入りは悪くない。握りらしきモノがお皿に乗ってくるくる回ってる。入り口近くの席と、もう少し奥の席を同時に勧められ、迷わず奥を選択。その日北部では大雪が降り、マドリッドも小雨がぱらつき超寒かったんです。。。

メニューを一通り眺め、いやな予感は拭い去れずもここまで来たんだからと、予定通り2人ともラーメンを注文。旦那はとんこつ、私は味噌。試しに餃子も1皿。

ラーメンはそれほど時間かからずに運ばれて来ました。すいませんが写真を撮る気にもなりませんでした。麺が、、、・・・何これ、まるでプラスチックで出来たサンプルみたい。カップラーメンのほうがマシか?

とりあえずスープを一口。・・・、出汁も何もあったもんじゃありませんね。味がない。味噌はかなりレベルの低い味噌汁の味噌?っていうんでしょうか(しかも白味噌?)。ごめんなさい、褒め言葉が見つかりません。旦那のとんこつも薄~いスープで「うーん・・。(凹)」と言う感想で終ってしまいました。しかも回転寿司を食べさせたいらしく、量が少ない。ま、多くても困るけど(笑)。とにかく大変残念としかいいようがないものでした。。。

食事中、ほとんど会話もなく、「早く終わりにして行こうよ」みたいな(笑)。これがねぇ、結構なお値段で。全部で30ユーロ近く払いました。もう本当にがっかり。唯一の救いは、餃子がまぁまぁ美味しかったこと。でも自分で作れることを思うと、プラスポイントにならず。。。

こちらにある日本食レストランについていつも思うことがあります。それは、何故ちゃんとした日本食を出さないの?ということ。別に日本人の調理人がつくらなくてもいいけれど、ちゃんとした味のものを出さなくていいのか!?と思うのです。こんなインチキな日本食を日本の味だと思われたくない!とついつい思ってしまいます。多分、こういうレストランで料理を作っている調理人たちは日本人ではない上に、実際にいかなる日本食も食べたことがなく、本物の味を知らないのでしょう。だから改良しようがないのです。

でも今どき日本食人気ですからねぇ。日本に行ったことのないスペイン人の中の日本のイメージって、この料理みたいなんだろうかと思うとゾッとします。

そのことをスペイン人の知り合いに話したら、プラド美術館の近くにあるレストランは結構いけるよ、と言われました。ちゃんと日本人の知り合いに紹介してもらった所だから、というコメントを添えて(笑)。インターネットで見たら、確かにまともな感じ。でも高い!

懲りたのでしばらく行かないと思いますが(笑)、次回はそこへチャレンジしてみようと思います。

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