2009年1月18日日曜日

Hermano mayor de San Antón

遅ればせながら、
あけましておめでとうございます!

年末年始は日本で過ごしたため、更新が遅くなりました。
久しぶりの日本は楽しかったです♪

帰ってきてすぐの日曜日、今日18日は San Antón のお祭りの日。

去年も紹介しましたが、このお祭りは動物のためのお祭りで
旦那のファミリーはこのお祭りの運営組織のメンバー。
今年は「Hermano Mayor (エルマーノ・マヨール)」という
お世話役が我が旦那に回ってきました。

といっても、日本に出かけてしまった私たち。
お世話しなくてはいけないほとんどのことは彼のお父さんがやってくれました。
というわけで、彼は当日見栄えのよい服を着ていればいいだけ。
(といったら怒るかな?)

珍しく前日からちゃんと準備に取り掛かった旦那。
ところが始めてすぐ、家事はたいがい出来るのに、
アイロンだけはどうやっても出来ないらしくオロオロ、というかウロウロ(笑)
私はその頃、時差ボケで猛烈な睡魔に襲われて倒れそうだったんだけど
放っておくのもカワイソウかなと、フラフラ状態で何とかお手伝い。。
その間靴磨きは自分でやっていただきました。

お陰でカッコよく決まったぜ!と教会のパティオにてポーズ。





















手に持っているのは頭に聖アントン像が付いた杖で、
毎年エルマーノ・マヨールが持ち、来年のお祭りの日まで預かります。
杖は朝行われる教会でのミサで、前年のエルマーノ・マヨールから渡されます。

ミサを終え、軽食が振舞われた後、
神父さんがやってきた動物に聖水をふりかけ
飼い主はパンをもらうという儀式が、教会のあるマヨール通りで行われます。






















会場のマヨール通りはたいそうな人出と動物で大混乱、
気をつけないとを踏んずけちゃいそう。
場所の取り合いでお怒りになる方も続出。。。

連れてこられた動物も人混み+動物混みが恐ろしいのか
はたまた寒いのか、
みんな震えていて何だかかわいそう。

動物にも神のご加護があるようにという儀式だけど、
何だか逆に、動物たちの寿命が縮むんではないかと思ってしまった。。

そんな中、例年のように馬から始まり
犬や猫、亀やウサギやハムスターやオウムなど、様々な動物が参加しました。
今年はたくさんの人が動物を連れてやってきたため、
残念ながら途中でパンが無くなってしまいました。

地面の冷たさに足が凍って感覚が無くなる頃、儀式が終了。
今日はあまりはっきりした天気ではなかったので、結構寒かったです。

カチカチになった足を引きずって、
毎年恒例のお食事会場、レストラン「La Cúpula」へ。
去年味をしめたパテとハモン・ロモ・サルチッチョンの盛り合わせを
楽しみにしていた私。





















これがお楽しみの前菜ですが、
レストランの照明が暗くてあまりうまく撮れませんでした。
なので他のお料理の写真はカット。

この前菜のあとは、クロケッタなどの温かい前菜が3種類ほど来て
メインディッシュが来ました。
既にお腹いっぱいだったんですが、さすがスペイン、
とんでもなくデッカイお肉が来ました。。。

その後ちゃんとケーキとアイスクリーム、コーヒーに食後酒が来て
やっとお仕舞い。

うぅ~苦しい。。

こうして今年も一大イベントは終了し、
エルマーノ・マヨールの大役も無事すみました。

お祭りを終えて去年と同じ感想、
やっぱり動物への祝福行事より食べてる時間のほうが長い気がする・・。
ま、人間のする行事なんて、そんなもんなのかな。。。

今年も Las Cigüeñas de Alcalá をどうぞよろしくお願いします!

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