2008年1月24日木曜日

San Antón

先週の日曜日、ちょっと珍しいお祭りがありました。
San Antón というお祭り。

このお祭りは動物を守る聖人といわれる サン・アントニオの日に
人間の身近にいるペットや家畜などの動物たちにも
神の祝福があるように、と行われるカトリックのお祭りらしい。(旦那談)

もともとは大したイベントのないお祭りだったものを
大々的にやろうじゃないか、と言ったかどうかはわからないけれど
あるとき運営委員会みたいなアソシエーションが創設されました。
その創設メンバーの1人が亡くなった旦那のおじいさん。

そしてそのアソシエーションは、代々創設者の家族がメンバーとなって
かれこれ100年以上続いています。

メンバーは基本的に男性のみ。
よって創設者の家族に男子が生まれると登録権がもらえるという仕組み。
もちろんメンバーになりたくなければそれでもよし。

最近になって、男子のみというのは時代に合わぬと
1人だけ女の子が加入しているそうです。

そんなわけで、このお祭りをよく知る我がファミリーは
ちょっと珍しい光景だから楽しみに来てね、と誘ってくれました。

11時から始まるミサの会場は
マヨール通りのセルバンテスの家の隣にある目立たない教会。
お祭りの告知も地味。

























ビシっとスーツを着てカッコイイおとうさん。
メンバーは皆、会員の証であるペンダントをつけます。

その後、記念撮影をして、ろうそくに火をともしミサのために教会へ。
最前列部にメンバーが座り、私たちや一般の方はその広報に座ります。
一般参加の方のうち何人かは犬を連れて参列。

1時間ほどのミサが終るとパティオにて
ミサの終わりを告げるロケット花火を上げて、またも記念撮影。















真ん中に杖のようなものを持っている人は、
今年の San Antón アソシエーションのお世話役。
ちなみに来年は我が旦那の番です。

この教会は老人介護施設を併設していて、
パティオの騒ぎを聞きつけて、何人かが日光浴をかねて出ていらっしゃいました。













で、次は何するの?と思いきや、
場所を変えておやつをしに行くと連れ出された。
え~まだ大したことしてないのに、もうおやつ食べちゃうの?
などと余計なことを思いつつ、旦那の後についていく。

マヨール通には、さっきはいなかったたくさんの人が集まり
しかも皆さんペット連れ。
圧倒的に多いのは犬、そのほか籠の鳥、猫、などなど。




















さらに移動の最中には、たくさんの馬が登場!















私はまだ、このイベントが良くわかってない?!

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