2010年9月26日日曜日

ルーシーの料理教室 その1 Chipirones

全然ブログには書いてませんでしたけど、実はこの夏結構色々なアクティビティーやってたんですね。その中でもルーシーに特別にお願いしたスペインのお袋の味教室は面白かったので、連載形式でいきたいと思います。

まず、ルーシーさんが誰かというのをお話しなくてはいけませんね。ルーシーさんは、私の旦那の姉の旦那さんのお母さんです。 ちょっとややこしいですかね(笑)。ルーシーさんは料理上手で有名。ルーシーさんが腕を振るうクリスマスのご飯のときなどは、集まった人はなるべく多く食べられるように、胃薬を飲んでから食事に挑む、という伝説があるほど。

今回は旦那の姉夫婦のアメリカの友人の両親がスペインへ遊びに来ていて、彼らのためにパーティーをするというので、その舞台裏にもぐりこませていただき、お手伝い兼見習いという感じで、お料理のレクチャーをしていただきました。

前振りがとっても長くなりましたが、早速本題に行きましょうね。ひとつだけ断っておきますが、近頃のスペイン料理は野菜の利用が少なく、とても脂っこいです。地中海料理は身体にいいんじゃなかったっけ? いや、もはやそんなものはスペインには存在しないかも、という程です。今や子供のメタボ腹は社会問題になっています。ですから、もしも掲載するお料理を参考にされる場合は、適宜お野菜を加えたり、油の量を調整することをお勧め致しま~す。

では一番目のお料理、スペインの小型のイカ、チピローネスの墨煮。

チピローネスを買ってきて内蔵と足を取り外し、洗って水気を取り除いておきます。足は細かく刻んで、みじん切りの葱類やニンニク、冷米などと一緒に炒めて、冷ましてイカの中に詰め込みます。入り口は楊枝で刺して閉じます。そしてオリーブオイルで焼きます。

イカのお腹に中身を詰めているところ


中身を詰め終わったイカちゃん

わりと大目のオリーブオイルで焼きます
さてイカを焼き終わりましたら、フライパンに残っている油は捨てずに、そこへイカの墨を入れます。買ってきたイカが新鮮で上手に墨が取れたならそれを、なければ売っている墨を買ってきて加えて炒めます。

墨を入れて混ぜ炒めているところ
この辺から記憶があやふやになってきたぞ。。。確か墨のフライパンにトマトピューレを足して、ソースにしたと思います。風味が良くなるように、パプリカも少々足したかも。味も適宜調整。

それが出来上がったら、耐熱皿にチピローネスとソースを入れてオーブンへ。味をしみこませます。


チピローネスはいつでも大人気。美味しいです♪
私がやるとしたら、中身に緑のピーマンやブラックオリーブなんかも細かく刻んで入れるかな?

つづく。

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