2009年4月6日月曜日
聖枝祭
昨日はキリスト教のお祭りの日で、聖枝祭でした。
スペイン語では「El domingo de Ramos」。
イエス・キリストがエルサレムにロバに乗って入城したのを記念する日だそうです。
この後キリストは十字架に磔されてしまうんですよね。
上の写真はそのときの様子を模した山車の行列が
ちょうどSantos Niños の教会へ到着するところです。
枝、という言葉がつくだけに、この日は皆手に枝を持っています。
お祭りの行列を作っている方たちは
椰子(?)の葉を模したものを持っています。
枝の種類はこだわらないらしく、
沿道の人たちはオリーブやローズマリーなどの枝を
適当に束ねたものを持っています。
沿道で皆さんが持っているこの束ねた枝は、
ジプシーの人たちが道端で売っているもので、
どこから取ってきたのかな~、、という代物です。
(多分その辺の公園か道端。。)
昨日はマドリッドへ遊びに出かけようと、
たまたま家を出たらこのお祭りに遭遇しました。
うちの旦那はお祭りの日程にわりと無頓着なので、
年中お祭りの写真を撮るタイミングをかなり毎回逃しています(笑)
うちの近所の教会がたまたま街のメインの教会なので、
宗教がらみのお祭りだと、たいてい大音響の楽団演奏や教会の鐘の音で
「今日はなんかあるぞ!」と気がつきます。
そのとき服を着ていて外へ出られる状態か、
ベッドで寝ぼけているか、はたまたシャワー中なのかによって
写真を撮れたり撮れなかったりするわけデス。
最初のうちはもの珍しくて、お祭りと聞くとよく見に行っていたんですが、
そろそろ滞在も2年目に近づくと。。。。。
スペイン以外の国のキリスト教のお祭りは知らないので
どの国でもそうなのかはわかりませんが、この頃思うに
キリスト教のお祭りっておどろおどろしくて暗いんですよね。
ま、そもそもすごい死に方をしたキリストを祭っているのだから
明るくはなれないんでしょうけれど。。
一杯飲んでお御輿を担いで、山車を引いて、盆踊りで盛り上がる日本に育った私には
スペインの宗教がらみの暗~いお祭りがすごく変に感じられます。
日本ではお祭りになると出店が色々出て楽しいですよね♪
それもないんだよなぁ。。
そんな話をしていると、屋台のたこ焼きや焼きそばが恋しくなる夫婦です。
(あぁ神様より団子・・・爆)
さてさて、イースターはキリストの復活を記念して行われる祭り。
その1週間前に行われるのがこの聖枝祭だそうです。
この日から1週間がイースターホリデー。(少なくともスペインでは)
学校や多くの会社はお休みで、皆田舎へ行ってしまったりして街が静かです。
昨日はものすごい天気がよく、かなり暑い陽気でしたが、
天気予報が「今日の午後は雨が降る」といったら珍しく当たり、
雷がゴロゴロ、さっき大きいのが1つバキバキッと近くに落ちました。
そろそろ春のトルメンタ(嵐)の季節です。
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