2009年4月12日日曜日

Semana Santa 2009

今年のセマナ・サンタも、クエンカ県にあるお義母さんの故郷
Villa Mayor de Santiago へ行ってきました。

去年も載せたこの装束、覚えてますか?




















今年は最後の晩餐の日である Jueves Santo(聖木曜日)、
キリストの受難と死の Viernes Santo (聖金曜日)の行列を見てきました。

木曜日は天気が良かったんですが、
金曜日は朝からどしゃぶり大雨+雹が降っての荒れ模様。。

お義母さんは金曜日の行列に参加するつもりだったので
ちょっとがっかりしていましたが、昼食後に日が射して天気回復!

お義母さんスゴイ、神通力だ☆
なんて言ってたら、温度が下がって寒風ピュ~ピュ~。

行列は夕方8時半に教会を出発して村中を巡るため、
お義母さんは衣装の下に厚手のセーター、靴下、手袋、
さらにメガネで風から目を護るという重装備で、いざ出陣。。。

かたや教会前のバルでは、出発前に身体を温めようと
ウィスキーやら何やら、ガンガン飲んでる方々が。。。(笑)

これから聖なるお祭りの行列へ参加するっていうのに、
しかもキリストが死んだ日なのにいいのか?! 

とガイジンの私は思いましたが、
ま、寒かったですからねぇ。。

でも、聖金曜日って断食したりしなかったっけ? (肉だけ、だったかな?)

行列が出発した頃はわりと天気良かったんですけど、
途中から遠くに見えていた雨雲がやってきて、しょぼしょぼ霧雨が。。














途中、休憩中のお義母さん。

風が強くて蝋燭の火が
消えてしまいました。


今年はさすがに寒すぎて、裸足で参加する人はいなかったですね。。
さらに寒さと霧雨で行程を短くすることになりました。




















上のキリスト像は旦那のおじいさん夫婦、
すなわちお義母さんの両親が教会に寄付したもの。

お祭りの行列は必ず家の前で行列を止めて
寄付に敬意を表してくれます。

さて、寒い寒い行列から帰ってくるお義母さんのために
あったかいカフェ・コン・レチェを用意して、
彼女が大好きなホットケーキを作ることにしました。

小麦粉をはかる量りが欲しいな、といったらこんなのが出てきました。







天秤です!


懐かしいですよね。
今でも使っているのか知りませんが、理科の実験といえば
この天秤ばかりを使いましたよね。

この家の主だった旦那のおじいさんは獣医だったので、
こういう科学分野でお見かけする、その当時のものがいっぱいあって
しかもちゃんと現役として出てきたりするので驚きます。

美味しく作れましたよ、ホットケーキ♪

というわけで、今年のセマナ・サンタはちょっと地味でした。
人数が去年より少なかったし、滞在日数も少なかったせいかも。。

キリスト教の暗いお祭りが好きになれないといいつつ、
来年も行くと思います。

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