2008年3月30日日曜日

季節のお菓子、Torrijas

Semana Santa のお祭りだけでなく、
この時季に食べる季節のお菓子Torrijas ・トリハスもご紹介。
(実際の発音では「トリッハス」と聞こえます)

お菓子屋さんやスーパーのパンコーナーなどにも並びますが、
義姉夫婦が作ってくれるというので、キッチンにて見学。

まず、1日前に買って放置した「カチカチのパン」を用意。

スペインは信じがたく乾燥しているので、
パンを買ったら、その日のうちに消費しないと普通には食べられません。

ちなみに人間の場合、
湯上りなど、1日に1度でもボディクリームを全身に塗りたくらないと
全身乾燥して、大変なことになります・・・
皸(あかぎれってこんな字なんですね!)なんて日常茶飯事。。(痛)

さて、用意したパンを2・3cmくらいの厚さに切ります。
















お鍋に牛乳とシナモンスティックを入れて温め、荒熱を取ります。
別の器にシナモンシュガーを
もう1つの器には卵を割りいれてほぐしておきます。






























左から順番に
パン、牛乳、卵、揚げ鍋、油をきるための器、シナモンシュガー
の順番に並べて準備完了。

揚げ鍋のオリーブオイルが温まったら、作業開始!

まずパンにしっかりシナモンミルクを含ませたら、卵をくぐらせ、揚げます。
卵をくぐらせるせいか、思ったより油がはねません。
揚がったら油を切り、荒熱をとってからシナモンシュガーをまぶせます。










































油が良く切れるようにと
キッチンペーパーの下に
新聞紙を忍ばせるという
小細工を
先日のてんぷら見学で
学んだ義姉マリア。
さっそく採用されました。

スペイン人の揚げ物って
ちゃんと油切ってくれないので、
たいてい油まみれで
ぐちゃぐちゃなことが
多いです(笑)




スペイン人は高カロリー食大好き♪
揚げ物はよく食べるし、
オリーブオイルとはいえちょっとたっぷりすぎ?っていうくらい何にでも入れるし、
お菓子ときたら、何を食べてもものすごい糖分です。。。
虫歯なんかあった日には、ぶっ飛ぶこと請け合い!(笑)

このトリハの砂糖のまぶしぶりを良くわかるようにと、
フラッシュで砂糖を強調して撮ってみました。

















トリハの食べ方は色々あるそうで、
揚げたパンに甘いシナモンミルクやシナモン風味の甘いワインなどを
たっぷりかけた状態で食べるそうです。

要するに甘くてシナモン風味がつけてあることが大事。。

(水分たっぷりっていうのはあんまり好きじゃないな・・ブツブツ。。。)

と呟いたら、
じゃシナモンシュガーをつけて水分なしね、ということになりました。
なんでも呟いてみるもんですねぇ♪
ちなみにこれも公式な食べ方のひとつだそうです。

試食は夜の Procesión が終るまでお預け!

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