2008年3月9日日曜日

大統領選挙

本日はお日柄も良く、お天気も良く、スペイン大統領選挙の日でございます!

大統領選挙といえば、アメリカの大統領選が注目ニュースですが、
今日スペインでも大統領選挙がありました。

スペインでは日本と違って、国民の政治に対する関心がとても高く、
しかも各個人、応援する政党がしっかり決まっています。
でもなんだかその好みは地方色がかなり強いし、応援するとなると熱狂的だし、
ちょっとサッカーチームの応援みたいかも・・、というのが私の感想。
(かなり申し訳ない感想です、、汗)

色々な政党から立候補している方がいらっしゃいますが、
事実上2大政党であるPP(国民党)のRajoi(ラホイ)氏と
現大統領であるPSOE(社会主義労働党)のZapatero(サパテロ)氏の一騎打ち。

マドリッド近郊にあるここアルカラでも、基本的に皆さんPP派かPSOE派。
その様子も、巨人ファンか虎ファンかというくらいハッキリしてます。。

ここ数週間、そこらじゅうにこの2人の写真が貼られていました。
まずは現大統領、PSOE党のサパテロさん。
















そしてPP党のラホイさん。




















4年に1度のことなので、旦那にくっついて投票所に行ってみました。
学校が投票所になるところは日本と一緒。




















これは投票所の入り口の様子。
よく見ると救急隊員がいますが、
実はこれ、投票所で誰かが倒れたわけではなく
投票する人を連れてきたんですって。

自分で歩いて投票に来られない方のためのサービスらしいです。
えっ?っと思わず聞き返したら、「当然でしょ」って旦那に言われましたが、
投票権があるんだからこのぐらいして当たり前ってことらしいです。
日本とはだいぶ考え方が違いますね。

実際、救急車でいらっしゃったのは
かなりご高齢の車椅子を利用されているシスターでした。

投票所内で
「今日は選挙だよ。これから投票するんだよ!」と何度も言われていて
ご本人は自分の状況がわかってなかったんじゃないかなー。。

旦那が無事投票を終わると、昨年亡くなった
彼のおばあさんのためのミサがある教会まで30分ほど散歩。

朝から街は結構な人出で、
それもこれも選挙に行くためだっていうのがすごいですよね。

皆さんすごくおしゃれして選挙に出かける様子が印象的。
やっぱり特別なことなんだっていう意識の現れですよね。
投票率も夕方聞いたときには60%を超えていました。
それでも「前回より少ない」と嘆く人が。。。

・・・がんばろー日本。。

さてさて、ミサの後もしっかり歩いて彼の実家へ。
今年初のおとうさんのコシードがお待ちかね~♪















やっぱりおとうさんのコシードは絶品!

先日楽しんでいただいたアルメンドラス(アーモンド)の花は
木枯らしのように吹きまくった北風に吹き飛ばされてしまい、
ほとんどの木は葉っぱのほうが目立つようになってしまいました。




















遅咲きの木を一本散歩中に発見。
桃の節句が過ぎると、次は Semana Santa(イースター)の到来です。

ところで選挙の結果は、サパテロ大統領続投!

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